FXで年末にしておきたいこと

今晩の為替相場では、29日午前0時(現地時間28日)に米コンファレンスボード消費者信頼感指数(12月)が発表される。前回(11月)は、事前の市場予想、前々回(10月)の数字を上回る好結果を示したこの指標は、今回さらなる改善が予想されている。活況を呈しているクリスマス商戦の状況などから、消費者の景況感は強まっているとみられており、予想程度の数字が出てくる可能性は十分にある。その場合、米景気の先行き見通しを明るいモノとすることが期待されており、ドル円の買いにつながる可能性がある。

FXで年末にしておきたいこと

クリスマスはいかが過ごされたでしょうか。早いもので、今年もいよいよ今週のみとなりました。欧米の投資家はクリスマス前からポジションを手仕舞ってしまうことが多いですから、ご存じの通りクリスマス時期は流動性が下がり閑散とした相場になります。

 

クリスマス

 

日本では、クリスマスは楽しいイベントには違いありませんが、これからがお正月休みとくつろぐところですよね。(といっても今年はカレンダー通りの方にとってはがっかりなお正月休みですが・・・。)でも欧米の投資家は正月2日から戦線(?)復帰してきます。そこで、ちょうどこの時期、今年の戦績の確認と反省、来年に向けての気持ちを切り替えにあててきます。

 

FX投資に限らず、1年間のお金(収支・投資全般)の総棚卸をこの時期にお薦めしています。FX投資を快適に継続していくためには、自身の全体の資産が枯渇してしまっては元も子もありません。証拠金はどの程度おけるのか、それに対しどの程度のレバレッジにできるのか、全て自身の資金力・資産額次第となります。

 

皆さんはもちろん違うと思いますが、残念ながら世間ではFXをギャンブルのように考えている方もまだ少なくないかもしれません。私自身、かつてFX投資が個人向けにスタートした当初は、怪しげな業者も多く、それによって被害に遭われる個人投資家もいましたし、「むやみに行うのは危ない」という印象を持っていました。

 

現在では信用のおける取引業者が増え、法律も整備され、かつ取引上のセーフティネットも充実(各種アラートや強制ストップロス、レバレッジの制限等)してきていますので、個人投資家がどんな金融商品かをしっかり理解して利用するのであれば、資産形成に大いに活用すべき金融商品の一つであると思っております。

 

個々人においても、長期的な資産形成のための投資手段の一つとして位置付けていくためには無理なく継続できる環境を整えていくことが大切ですよね。そのために前述のように、自身の保有資産を確認し、そのうちどの程度を投資に回せるのか、投資に回す資金のうち、流動性資産、有価証券などにどの程度配分しているのか、為替リスクは全資産のうちどの程度とっているのかなどを把握しておくことは長い目で見てもとても役に立ちます。

 

その際に注意したいのは、FXを全資産の中でどのように評価していくか、ということです。FXはレバレッジをとっている商品ですから、ポジションそのものは自身の元手より何倍も大きくなります。そのポジションの金額で計算してしまうと、自身の資産額を大きく見積もってしまうことになります。取引業者では必ず、資産評価額を計算してくれているはずです(残金とポジションによる損益評価)ので、その数字を使うようにしてくださいね。

2010年の為替相場のおさらいと2011年のポイント

2010年の為替相場では、色々とニュースがありましたが、ギリシャ危機に代表されるソブリン危機や、アメリカの金融緩和政策に刺激された通貨安戦争など、国家と通貨の関係を嫌でも意識せざるを得ない一年でした。

 

来年もソブリン危機や通貨安戦争といった不安定要素を引き続き抱え、ボラティリティの高い一年になりそうです。このため、当社としましては投資家の皆様に、リスク管理をしていただきながら、トレーディング機会をものにしていただくよう努めて参りたいと思います。

 

【注目ポイント】

 

クリスマス休暇と年末年始・・・ボラティリティ低下で高金利通貨が優位か

 

輸出企業のドル売り・・・月末でスポット円転が強まりドル円の上値は重くなる可能性

 

中国の利上げを受けた株式市場の動向・・・おおむね想定済みで影響は一過性か

 

米国債入札・・・利回り動向や投資家のドル需要に注目

 

欧州財政危機国のソブリンリスク・・・休暇明けは格下げの動きが再開か

 

大きく荒れた今年の為替相場をふりかって、FX投資家が大きな損失が出さないよう、各FX業者では今年はトレール注文機能を搭載したり、売買シグナルなどの取引ツールの利用料金を無料化、デモ取引機能やプログラム売買のインターフェイス機能を搭載したりするところが多くなってきました。